スマートフォンのカメラでできること スマートフォンのカメラで撮影時にできることを知っておきましょう! ●できることを知るだけで写真がうまくなる 写真を撮る時にスマートフォンのカメラを起動すると思いますが、ただ撮るだけではなく、あらかじめ画像のサイズや画質などの設定ができます。 その辺りは使用目的に合わせてご自身で決めていただければと思いますが、それ以外に撮影時に出来ること、撮影後に出来ることを知っておくと今後に役立ちます。いくつか機能を見ていきましょう。 ●撮影時に出来ること ●グリッドを表示させる まず初めにやっていただきたいのはグリッドの表示です。 水平垂直の基準となるグリッド線を表示することで歪みや傾きを意識して撮影出来るようになります。 設定 → カメラ → グリッドの順でグリッドをONにします。 画面上に方眼のようなグリッド線が表示されました。 ●明るさを調節する 画面のどの部分に明るさを合わせたいかで異なってきますが、もっとも表現したい部分や明るさを適正にしたい所をタップするとその部分の明るさがちょうど良くなります。 適正にしたい範囲が狭かったり、逆に広い時に思うような明るさにならない場合もあるのでタップする位置を変えて何度か試してください。 明るさを微調整する場合はタップした部分の四角の右横に表示される太陽のマークが表示されている状態で画面上で指の上にスワイプすると明るくなり、下にスワイプすると暗くなります。 また、画面上部センターにある上三角のマークをタップすると下向きになり、画面の下にいくつかアイコンが表示されます。右から3番目にある「+/-」マークをタップすると下にメモリが出てきます。 右にスライドすると露出が暗くなり、左にスライドすると明るくなりますのでお好みの明るさに調節して撮影ができます。その設定を解除しない限り明るさは固定されるので同じシチュエーションで何枚か撮影する際には便利な機能です。 ●HDR機能を活用する 強い明るさを抑え、暗い部分を和らげる効果のあるHDR機能。 ONになっているかどうか確認してみましょう。 設定→カメラ→スマートHDRでHDRの機能をONにします。 下の画像はHDRがOFF状態です。 カーテンのハイライトが白飛びを起こしています。 下の画像はHDRがONの状態です。 OFFと比べてカーテンの明るい部分の階調が残っていることがわかります。 ●その他の機能 画面上部の上矢印をタップすると下向きになり、下側に調整できる項目が表示されます。 左から順番に フラッシュ・ライブフォト・比率・露出補正・セルフタイマー・フィルターとなっており 暗いところではフラッシュとライブフォトの間に「ナイトモード」の項目も出てきます。 ●フラッシュのON/OFF:基本的にはOFFにしておきます ●ライブフォト :OFFにしておきます ●比率:「4:3」「1:1」「16:9」の3種類に切り替えられます 画像上は4:3の撮影範囲 画像上は1:1(正方形)の撮影範囲 画像上は16:9の撮影範囲 ●露出補正:ー2〜+2の範囲で明るさを調整できます 右にスライドするとメモリがマイナス方向に動き暗くすることができます 左にスライドするとメモリがプラス方向に動き明るくすることができます ー 1.7 初期設定 +ー 0 + 2.0 ●セルフタイマー:「タイマーオフ」「3秒」「10秒」から選べます ●フィルター:撮影時に色味をプラスしたフィルターを使うことができます フィルターに関してはSNSアプリなどに入っているものと同じ感じで、撮影後に適用することができるので撮影時は特に使わなくてもいいと思います。 撮影時に設定できる機能はこんな感じです。 つづきはこちら →→→ 撮影後にできること 前の項目はこちら →→→ やさしい写真教室