撮影後にできること(歪み補正) 写真を撮影した後、SNSに投稿する前にできることを知る ●撮影した画像をそのまま投稿するのはもったいない 撮影後の画像を確認するともう少し明るくしたい、歪みを直したいなど気になる点がありますよね。 撮影後の画像を調整したいけど、実際にどんなことができるのかご存じですか? どんな調整、補正ができるのかを知ることで撮影するときのイメージにも変化が出てきます。 ●撮影後にできること 「写真」からカメラロールに入っている画像を選びます。 右上の「編集」をタップすると下記のように編集画面に変わります。 下部右側のマークをタップすると画像の回転や変形、トリミングができます。 一番左のマークは画像の傾きを補正することができます。 下部のスライダーを左右にスライドすると傾きを補正することができます。 真ん中のマークは垂直の歪みを補正する時に使います。 下部のスライダーを左右にスライドすると垂直を補正することができます。 左にスライドすると画像下側が左右に引っ張られます。 右にスライドすると画像上部が左右に引っ張られます。 歪みに合わせて調整することができます。 右のマークは水平を補正する時に使います。 下部のスライダーを左右にスライドすると平行を補正することができます。 左にスライドすると右側の上下を引っ張られます。 右にスライドすると左側の上下が引っ張られます。 水平、垂直の補正はそれぞれ画像の中心のラインをベースに行われます。 補正しても水平垂直が合わない場合は画像の回転で傾きなどを再度調整します。 一回ではうまく補正しきれないのでそれぞれの項目を行き来して何度か調整をしましょう。 上部のこのマークをタップするといろんなサイズに合わせた比率が表示されます。 お好みの比率を選び、拡大、縮小でトリミング範囲を決めることができます。 画像の回転、水平や垂直の補正の仕方をみてきました。 補正前と補正後の画像を見比べてみましょう。 歪みがなくなるとスッキリして見栄えが良くなっていますよね。 こんな大袈裟に歪んだ画像を撮る機会もあまりないと思いますが、このような画像でも撮影後にある程度は修正ができるということがお分かりいただけたと思います。 ビフォーアフターを見ていただけるとわかりやすいですが、これだけ歪んでいる画像を修正すると広く撮った画像でもかなり写っている範囲が狭くなっていることがわかります。 あらかじめ修正を前提に撮影をする場合は、イメージよりもひと回り広めに撮影をしてください。 また、必ずしも水平垂直をきっちり合わせなくてはいけないわけではありません。きっちりしてないとダメなわけでもありません。建築写真としてはきっちりしてないと写真的にはよろしくないのですが、SNSにあげたりする写真はそれよりも楽しさだったり、見栄えだったり、そういったものを全面に出した方がいいので、自分の許容範囲内で調整するといいかもしれませんね。 歪みの補正が終わったところでいよいよ明るさなどの基本的な補正です。 つづきはこちら →→→ 基本的は補正 前の項目はこちら →→→ スマートフォンのカメラでできること